6月の野菜油の価格下落にもかかわらず、この1年で主要食品コモディティは全てが上昇を続け、全体の上昇率は去年の同時期に比べてほぼ40％に上りました。これは2011年以降最大の値上げ幅です

原油価格も似た動きをしており、その結果輸送や配送、包装費に影響が出ることとなりサプライヤー側に価格上昇への圧力をかけ続けています。

情報源：国際連合食糧農業機関 | macrotrends.net

コロナ禍が去った将来を予測するにあたり、まずは現状を吟味するようになってきます。パンデミック以前でも、数年間に渡るサプライヤーの原価吸収や原料（特に石油派生物）の影響からくる継続的な利益の縮小といった現象は見られていました。

社会経済的状況に関わらず、価格上昇の決断を余儀なくされる時はありますが、これがもたらす影響は隅々にまでわたります。

この状況では、価格上昇の決断により不安感が生じることがありますが、特に年間消費者物価指数に慣れていない組織や長い間消費者物価指数に目を通していない場合はその可能性が高まります。

気を付けるべき点はどういったところでしょうか？まず自信です。チームが戦略内容を理解して、労力を捧げる姿勢を持つことが必要です。スリッページがもたらす結果を理解する必要がありますが、プラニングと結果の過程に投資をしているとその点で助けとなります。2番目は、トレードバック、つまり純粋に数値としての結果を出して、上昇分は全て合意進展として考えることです。3番目に、細分化されていない「フリーサイズ」のアプローチを取る戦略で、これはどこに当てはめても失敗に終わる危険性を秘めており、達成目標の大きな部分を損失してしまうことにもなりかねません。

可能性のある価格上昇額、またはターゲットを達成できないことによる利益吸収のコストを分かりやすい言葉を使って数値化できる計算機を開発しました。なかなか興味を惹かれる内容となっています！

当社は、交渉と価格上昇の実施を成功に導くためのサポートにおいて膨大な経験を誇っています。達成目標や取引相手、状況に関わらずサポートを提供できる実績に基づいたツールと方法論を作り上げており、最適な結果へと導きながらも新しい考え方を模索して、チームが取引を完遂するところまでしっかりと計画を練り上げられるように、必要に応じてライブコーチングを交えながらサポートをしてまいります。

このようにして、企業やそのチームに勝利をもたらすことができるのです！

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