私達はずっとその真っ只中にいたのに、気付かない人が多いのです。

コロナ渦によりリモートワークが急増し、世界はデジタル化しています。この前例のないバーチャルな世界への進出は、多くの企業と人々にとって青天の霹靂でした。テクノロジーは、世界規模での知られざる領域への進出に向けて常に準備されていたわけではありません…しかし、以前から存在はしているものです。テクノロジー業界は、企業や個人がその可能性に気づくことで、いくつかの面で活況を呈しています。

Zoom と Houseparty

Apple、Google、Microsoft などのブランドに比べると、Zoom と Houseparty は、最近までビデオチャットの分野ではあまり知られていませんでした。今では、Zoom パーティーや「オンライン飲み会」に毎日のように誘われることも珍しくありません。それが Zoom の評価にどう影響したかご存知ですか？ご想像の通り、 Zoom をトップの地位に押し上げたわけです（当たり前ですね）。デジタルミーティングという選択肢は、何年も前から数多くあります。オンラインミーティングは、もはや大変なタスクではありません。おじいちゃんやおばあちゃんが FaceTime の使い方を知っているのなら、貴社でも顧客とのオンラインミーティングを開催する方法を探れるはずです。お金も時間も、そして脳細胞も節約できます。

マイル会員ステータスにさよならを

自宅で仕事をすることはできない と言っていた企業があったことを覚えていますか? 自分に合ったやり方にこだわれ と言っていた企業もありますよね? あるいは クライアントと直接会わなければならないと言っていた企業とか? これらの企業に今の時点で共通していることは何だと思いますか？バーチャルでビジネス展開をしているということです。しかし、全ての業界の課題が解決されるわけではなく、デジタルの世界に対応していないビジネスも数多くあります。今回のパンデミックの衝撃で、企業は長年の信念を見直すことになりました。彼らは、数年前にバーチャルな世界に積極的に進出した企業が、自分達よりも未来のビジネススタイルに適合していることに気付いています。過去10年間飛行機で出張を続けていた人は、今後、自分のマイル会員のステータスに大きな影響が出てくるでしょう。そしてそれは、私達の家族、環境、そして生産性にとって、最高の出来事なのです。

コラボレーションが簡単に

過去1ヶ月間の Microsoft Teams の使用率は700%上昇しています。もう一度声に出して読んでみましょう。なな、ひゃく、パーセントです。このような増加は企業を麻痺させる可能性がありますが、Microsoft では多くの人がオンラインに殺到した際にも、いくつかの小さな障害が発生しただけでした。Slack と Teams は、生産性とコラボレーションのためのソフトウェアプラットフォームのほんの一例です。いずれもユーザーの普及率が大幅に向上しています。ドキュメント上でシームレスにコラボレーションしたいですか？瞬時に企業全体とつながりたいですか？知識伝達、データ管理、一貫したバックアップが必要ですか？これらは全て、デジタルコラボレーションプラットフォームの機能です。これらのタスクを行うために、ドキュメントを印刷したり、オフィスで仕事をする必要はありません。クラス最高のコラボレーションを望むなら、オンラインで作業しましょう。

うーん…もう家の外で遊ぶ必要はないかもしれない

世界保健機関（WHO）は、家にこもってビデオゲームで遊ぶことを推奨しています。健康とビデオゲームが、同じ文中に使われることなんてあり得ると考えたことがありましたか？考えたことなんてないという方は、現状に注意していなかったのです。オンラインゲームプラットフォームは、ユーザー数が大幅に増加しています。オンラインストリーミングプラットフォームの Twitch は、ゲームストリーミングだけでなく、大学の授業も開催しています。ゲームをしながら身体の健康を維持できるのでしょうか？それはできないでしょう。しかし、問題解決能力、コミュニケーション能力、適応力、社会性などのスキルを活用したいと思いませんか？オンラインならできます。実際、20億人近くの人々が何らかのビデオゲームをプレイしています。Eスポーツは何十年も前からメインストリームに食い込もうとしてきました。最近、ESPN でEスポーツが放映されているのをご存知ですか？

（オンライン）に乗るか取り残されるか

世界は一夜にして変わり、テクノロジーは私達が未来に進むためのバックボーンとなっています。もはや、いつも直接会う必要はありません。もはや、飛行機で出張し続ける必要もありません。もはや、コラボレーションするのにオフィスにいる必要もありません。そして、もはやビデオゲームは反社会的なものではありません。オンラインの世界を受け入れるか、取り残されるか。

このトピックについてご興味のある方は、バーチャル交渉に関するレポート「テーブルなき交渉」を以下からダウンロードしてください。